たしか田辺聖子さんの小説だったと思います。「頭が禿げるほど働く」とか「豊かな黒髪」というような表現にぶつかり、女性でも働ぎすぎると頭が禿げるのか、また、女性なら豊かな黒髪なんて当たり前ではないか、と違和感をもったことを思い出します。

私も若かったのですね。まさか、自分が薄毛に悩むようになるとは思ってもいなかったのです。なにしろ、当時は髪の毛が多くてフサフサで黒々と輝いていましたから。

ところが、50歳をすぎるころから、前髪が細くなり始めました。風が吹くと、細い毛髪のすきまから、白い地肌が目立つようになりました。

ちょうどそのころ、仕事の責任も重くなり、ストレスがたまり、つい、脂っこいものや甘いお菓子を食べて、ストレス解消をしたつもりになっている時期でした。睡眠時間も毎日5時間くらいで、布団の中でも仕事のことを考えて眠れない日が続きました。

これは大変と思い、シャンプーをボリュームの出るものに変え、育毛剤をつけて、毎日頭皮のマッサージをつづけました。

脂っこいものや甘いお菓子は、できるだけ食べる回数を減らすようにしました。
ストレスのため体調を崩したので、責任のある仕事からも離れました。
今では、なんとか、フツウに戻れたと思っています。

女性のストレスも、毛髪には大敵です。「頭が禿げるほど働く」なんて、もってのほかですよ。


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